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2025.11.06

ウイングトラベル

★IATA9月、旅客需要は前年比3.6%上昇

 11月は運航スケジュールが前年比3%増

 

 国際航空運送協会(IATA)は10月30日(ジュネーブ現地時間)、今年9月の世界旅客需要データを公表した。それによれば、旅客需要を表すRPKは前年同期比3.6%増加した。一方、座席供給量を表すASKも3.7%拡大。搭乗率は0.1ポイント低下した83.4%だった。
 国際線のRPKは前年同月比5.1%増、ASKは5.2%増え、搭乗率は0.1ポイント下がった83.6%に。国内線のRPKは0.9%増とわずかながら増え、ASKも1.1%上昇。その結果、搭乗率は0.1ポイント低下した83%となった。
 IATAは9月実績について、「堅調な国際線需要が牽引した」とコメント。供給量の拡大が、需要をわずかに上回って搭乗率が微減となったものの、引き続き、「搭乗率が83.4%と非常に堅調に推移した」と分析した。

 

※画像=9月の旅客需要は前年比3.6%増。ホリデーシーズンに向けた航空会社の準備も進む