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2025.10.23

ウイングトラベル

★FAA、ニューアーク空港運航制限を来年10月まで延長

 1時間当たりの発着便数は72便に緩和へ

 

 米連邦航空局(FAA)は、ニューアーク・リバティー国際空港の運航制限命令を、来年10月24日まで延長すると発表した。6月に同命令が発せられた時点では、今年12月31日に期限を迎える予定だった。その一方、1時間当たりの発着便数を現行の68便から72便に緩和することを決めた。10月26日から発効する。
 ニューアーク・リバティー空港では、慢性的な管制官不足のほか、経年化したシステムの障害が続くなど、問題が発生していた。
 そうしたなかFAAは対策に乗り出しており、ニューヨークとフィラデルフィアTRACON間の通信を、光ファイバー通信ネットワークへ移行。このアップグレードにより、2つの異なる通信経路に新しい光ファイバー接続が確立され、耐障害性が向上する。冗長性を確保したことで、一方の経路が中断しても機器が継続して動作することを保証する。

 

※画像=FAAはニューアーク空港の運航制限命令を来年10月まで延長する(提供:FAA)