WING
高市内閣発足、初閣議で総合経済対策策定を指示

日本経済の強靭化へ経済対策、航空宇宙供給網強靭化も
衆参両院において10月21日、首相指名投票が行われ、第104代内閣総理大臣に、高市早苗議員が指名された。組閣後の初閣議で高市首相は総合経済対策の策定を指示。このなかで、航空・宇宙分野などの戦略分野について、サプライチェーンを強化する考えを盛り込んだ。
首相指名後、高市首相は総理大臣官邸で与党党首会談を行い、木原稔新内閣官房長官が閣僚名簿を発表。その後、宮中において内閣総理大臣の親任式及び国務大臣の認証式が行われ、高市内閣が発足した。
同日開催した初の閣議で高市首相は早速、総合経済対策の策定を指示。「日本は今、少子化、物価高、国際情勢の緊迫、そして地方の衰退などの大きな岐路に立っており、日本経済は緩やかに回復しているが、潜在成長力は伸び悩み、米国関税措置に関する日米協議は合意に至ったものの世界経済には不透明感がある」ことを指摘し、「未来への不安を希望に変えるため、まずは今の国民の暮らしを守る物価高対策を早急に講じるとともに、日本経済の強さを取り戻すための経済政策を作り上げていく」とした。