エアバス、豪オムニトロニクスと協業

　相互運用性と機密性の高い通信ゲートウェイ開発

　エアバスは10月16日（豪メルボルン時間）、豪オムニトロニクスとの間で、エンドユーザー向けにナローバンドからブロードバンドへの移行を促進する、相互運用可能かつ機密性の高い通信ゲートウェイの開発における協業を検討する覚書を締結したことを発表した。メルボルンで開催中の「コムズ・コネクト・コンファレンス＆エキスポ」において締結した。
　今回の覚書締結によって両社は、エアバスのブロードバンド通信プラットフォームである「Agnet」のほか、「P25」やデジタル移動無線（DMR）などのナローバンド基幹通信規格に対応したエアバスTETRAと、オムニトロニクスの無線管理指令システム間の相互運用性を促進するゲートウェイ開発の実現性を調査する。