★日観振、観光の持続的成長実現へ提言

　質的拡大への取り組み強化で確固たる基幹産業へ

　日本観光振興協会（日観振）は、政府が2026年度からスタートする「第5次観光立国推進基本計画」の策定を進めていることを受け、会員から寄せられた意見を踏まえて、提言「観光の持続的成長を目指して～第5次観光立国推進基本計画策定に向けて～」を発表した。今回の提言は観光を日本の確固たる基幹産業に成長させるべく、量から質への転換のさらなる推進による「持続的成長」と「稼ぐ力」の両立が求められるとした。その上で、「国内外への観光需要拡大」、「自律的観光の推進」、「観光財源の安定的な確保と観光消費拡大」、「観光の持続的成長に向けた取り組み・国際競争力の強化」の4つのポイントにおいて今後取り組むべき点についてまとめた。

※写真＝日観振が観光の持続的成長に向けた提言を発表（写真はイメージ）