★リヤドエア、ロンドン線26日開設、商業運航開始

　一部団体など限定販売で慣熟、新路線計画も続々

　サウジアラビアの新興航空会社であるリヤドエアが、来る10月26日にロンドン・ヒースロー線を開設する。同線の運航開始をもって、いよいよその商業運航を開始する。運航便数は週7往復便。同社の787-9型機「ジャミラ」を投入する。ロンドン線は当初、一部の団体などへの限定販売とする。
　リヤドエアは「Pathway to Perfect（完璧への道）の重要なフェーズにおいて、ロンドン線の開設後すぐにドバイ便の運航を追加する」とコメント。「今後数週間のうちに、2025年冬季と2026年夏季の新たな路線を発表する予定」にあることを明かし、続々と新路線を開設していく構え。
　リヤドエアのトニー・ダグラス最高経営責任者（CEO）は「2025年の運航開始という当社のコミットメントは達成されつつある」とし、「ジャミラ（787-9型機）での厳格な飛行プログラムにより、細部に至るまで微調整を行い、シームレスで信頼性の高い、世界クラスの体験を保証する」とコメント。「現在、フル運航に非常に近づいている。今後数週間のうちに、新機材の納入に伴い、新たな就航地を発表する」と話した。

※画像＝ロンドン線を開設へ。その後も新路線開設を急ピッチで進める（提供：リヤドエア）