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2022.05.19

ウイングトラベル

★訪日観光再開実証事業、総勢50人が参加予定

 和田観光庁長官「旅行の安心感醸成に注力」

 観光庁の和田浩一長官は5月19日に実施した業界紙会見で、5月中にも実施する訪日観光の再開に向けた実証実験について、1ツアーあたり4人以下のツアーを10〜15本程度実施し、合計で50人程度が参加する予定であることを明らかにした。参加者は出発国である米国、オーストラリア、タイ、シンガポール4カ国の旅行会社関係者となっており、いわゆるFAMトリップのような形式で実施する方針だ。訪問する方面や旅程についてはツアーを実施する旅行会社と調整した上で早期に決定する。実証実験を踏まえた今後の訪日旅行の受け入れ再開への具体的なスケジュールについては「政府全体の水際対策の緩和に向けて検討していく中で決定していく」として具体的な言及は避けたが「観光庁としては訪日観光の再開に向けて受け入れ地域の理解や安心感の醸成を図るための準備をしっかりと整えていきたい」と強調した。

 

※写真=業界紙との会見に応じる観光庁の和田浩一長官

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