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2020.09.24

WING

ボーイング、エコデモンストレーターで低騒音化など新技術研究

初の787-10、効率運航方式や新代替燃料、感染症対策も

 ボーイングは今夏、787-10エコデモンストレーターを投入して、実用化に向けた様々な新技術を検証した。787-10型機を投入したエコデモンストレーター・プログラムは今回が初めて。エティハド航空に引き渡し前の787-10型機を活用した。9月23日にメディアブリーフィングを開いたボーイングのテクニカルフェローで、エコデモンストレータープログラムのテクニカルリーダーを務めるダグ・クリステンセン氏によれば、過去に行われたエコデモンストレーター・プログラムで検証した実に「3分の1の技術が実用化している」とのことで、今年の787-10エコデモンストレーターで検証された技術も、今後実用化することが期待できそうだ。
 今回のエコデモンストレータープログラムでは低騒音化や低燃費化、代替燃料といった環境に優しい航空輸送実現に向けた新たな技術を検証したほか、新型コロナウイルスが航空業界の脅威となっていることから、機上の感染症対策についても検証した。
 具体的には米航空宇宙局(NASA)による音響研究のほか、・・・

 

飛行経路最適化など新システム検証に成功

 

農業廃棄物由来の燃料を50%混合

 

紫外線照射棒など感染症対策も検証

 

過去にはJAXAや日本企業も参画

 

※写真=エティハド航空に納入前の787-10型機を活用。エコデモンストレーターとして実用化前の新技術を検証した(提供:ボーイング)