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2026.03.24

WING

テラドローン、防衛無人アセット市場本格参入

 陸海空で防衛無人アセット、26年度中に米法人も

 テラドローンが、防衛市場に本格参入する。陸・海・空のフィールドで、防衛無人アセットのポートフォリオを拡充することを目指す。大手重工などが参入しにくい小型の無人アセットを、安価かつ大量に供給する。同社の徳重茂社長が3月23日に明らかにした。
 日本国内市場はもとより、米国、NATO諸国、ウクライナ、その他アジアや中東などの世界市場に展開することを目指す。とくに2026年度内を目途に、米国法人「Terra Defense」を設立することを計画。国際的な防衛ニーズに対して迅速かつ柔軟な供給体制を構築し、防衛アセットの輸出入・ロジスティクスを担うようにする。
 徳重社長は「当社は、いよいよ本格的に防衛産業にコミットしていく。事業を成長させていくことはもちろん、日本の防衛力を強化しなければならない」ことを強調。目下、戦火を交えているウクライナ戦争、米・イスラエルによるイラン攻撃など、現代戦においてドローンなどの無人アセットの存在が大きくなっていることに触れ、「まさに当社が取り組みを進めなければならない。産業育成の観点もあるが、日本が防衛力を強化しなければならないという責任感の下、(防衛産業への参入の)意志決定を下した」ことを明かした。