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陸自第1空挺団、米空軍機活用し降下訓練
習志野・横田で実施、空挺作戦の実効性を強化
陸上自衛隊は9月9日に、今年度3回目の「米空軍機からの降下訓練」を実施した。場所は習志野演習場および米空軍横田基地で、陸上総隊司令官の小林弘樹陸将を担任官とし、第1空挺団が参加する。米空軍固定翼輸送機を用いた降下回数を増やすことで、空挺作戦に必要な戦術技量を向上させることが目的。陸自は「島嶼部への攻撃を含む各種事態」へ実効的に対応する能力を維持・強化するとしており、南西地域の防衛を念頭に置いた訓練であることを示している。