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UAL、東京を軸に北米-アジア間輸送強化へ

ANAとの綿密な連携で路線網拡充目指す
ユナイテッド航空(UAL)のパトリック・クエール上級副社長(グローバルネットワーク計画・アライアンス担当)は、成田空港で行われたウランバートル線の開設式典で報道各社との取材に応じ、北米-アジア間の航空ネットワーク拡充に向けて、共同事業(JV)を展開する全日本空輸(ANA)との連携を一層緊密にしながら、成田・羽田の東京2空港を軸に輸送力の強化を進めていく考えを示した。クエール上級副社長は「ユナイテッド航空は、世界中の旅客がよりユニークな旅行ができるような環境を整備していく」と述べた上で「マーケットの成長に向けて、ANAとしっかりと協議を重ねながら、ネットワークの拡充に取り組んでいきたい」と述べた。
以遠権活用で成田からの定期便拡大
セブ皮切りにウランバートル、高雄、パラオへ
同社はコロナ禍を経て、航空需要が堅調に伸びていく中で、以遠権(中継地以降への運航を認める権利)を活用した路線網拡充を積極化しているところだ。
※写真=本紙らとの取材に応じたユナイテッド航空のパトリック・クエール上級副社長
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