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2018.10.30

WING

NAA松本取締役、機能強化へ予定地8割取得に目途

民有地77%同意、「できるだけ多くの地権者へ理解」

 

 成田国際空港会社(NAA)の松本大樹取締役は10月26日の定例会見で、新滑走路整備を含む、更なる機能強化に向けた予定地の地権者からの同意書取得について、予定地のうち民有地の77%に当たる約560ヘクタールの土地で同意書を得たことを明かした。空港拡張予定地約1000ヘクタールのうち、同意が得られた民有地と、公用地およびNAA所有地を合計すると約830ヘクタールになる。更なる機能強化へ、約8割の土地の見通しが立ちつつある状況だとして、地権者に対し「NAAとしても非常に感謝申し上げる」とし、さらに「できるだけ多くの地権者へ理解が得られるよう、最大限の努力を行っていく」と述べた。

 

※図=更なる機能強化で拡大を予定する土地(提供:NAA)