2020.12.23

WING

岸防相、国内FACOからF-35A取得「より安価」

概算時には検討中、4機を391億円で調達へ

 岸信夫防衛大臣は、このほど発表した防衛省の2021年度予算案で、F-35Aの取得について「国内企業が最終組立・検査を実施することが、完成機輸入に比べより安価な手段であると確認された」ため、国内FACOから引き続き調達することを説明した。これは、国家安全保障会議で決定し、閣議でも了解があったとし、「取得法法を国内企業が参画した製造に変更する」のだという。
 防衛省はF-35Aの取得について、21年度に391億円で4機取得する計画。国内FACOから調達を行うこととした。9月の概算要求の時点では、海外からの完成機輸入と併せて検討中としていたが、国内FACOに軍配が上がった。
 20年度調達では、3機281億円で取得を行った。当初は国内FACOよりも完成機輸入の方が安価だとして、国内FACOからの調達を中止しようとしていた。国内では作業の習熟や改善を進め、工数を低減させたことで、最終組立・検査の費用を輸入と同程度まで低減させた。また納入時には、発生する輸送準備や試験飛行などをより安価にして、国内からの調達に決まった経緯があった。