2020.11.12

WING

海自、FFM2番艦の命名進水式を11月19日に実施

1番艦は主機関試験時の事故で進捗遅延生じる

 海上幕僚監部は11月10日、「2018(平成30)年度計画護衛艦(30FFM)」のうち、2番艦の命名・進水式を11月19日に三井E&S造船玉野艦船工場(岡山県玉野市)で実施すると発表した。
 30FFMは海上自衛隊の新型護衛艦「3900トン型護衛艦」で、従来は掃海艦艇が担っていた対機雷戦機能を持つなど、多任務対応能力向上と船体および必要乗員数のコンパクト化を図った護衛艦となっている。2018年度予算では2隻を建造することになっており、1番艦を三菱重工業長崎造船所が、2番艦を三井E&S造船玉野艦船工場が建造しているところ。
 今回2番艦の命名・進水式が先行した理由について、海幕および防衛装備庁の広報は「三菱重工が担当している1番艦については、主機関であるガスタービン機関の試験時に、ガスタービン機関が脱落した部品を吸い込んでしまい損傷したため、工事進捗に遅れが生じている」と説明。ガスタービン機関の損傷具合については「部品の一部が損傷した程度で、既に復旧済み」という。この不運な事故のために1番艦の命名・進水式は延期しており、「(命名・進水式の)実施時期はまだ調整中であり未定」と答えた。・・・

 

※写真=2021年度概算要求に掲載しているFFMのイメージ図(提供:防衛省)