2019.10.28

WING

河野防相、装備品調達ポリシーの明確化急ぐ

「優先順位高くしたい」調達の脆弱性に危機感

 河野太郎防衛大臣は10月25日の会見で、財政制度等審議会から防衛費について、コスト削減を徹底すべきとの提言があったことに言及。改めて、防衛装備品のサプライチェーンに脆弱性があることを指摘した上で、「防衛装備品にコストだけを見るのではなく、先々のことを考えて、どういうポリシーでいくのかということをもう少し明確にして、財務省も含めて方針をきちんと出していく必要がある」と強調した。今後、装備品の調達は、大きなテーマであり「優先順位を高くしたい」との考えを示した。
 河野大臣は今後、産業界との関係について「きちんと向き合って、我々の考えを伝えた上で、協力いただけるところは協力いただくし、先方からの提案があれば、それをしっかり考慮していく」と述べた。
 さらに、防衛産業が「どれだけこれから起こり得る技術革新に耐えられるだろうか」とも述べ、いざというときの補給・調達に危機感を示した。さらに河野大臣は、いくつかの企業から自衛隊の調達から撤退を望む申し出があったことを明かした。「これは、財務省を呼んで話をしないといけない」とした。