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2025.10.09

WING

整備士指定養成施設における養成効率化へ

 航空養成施設指定申請・審査要領を改訂

 国土交通省は、航空整備士の志願者が急速に減少していることを踏まえ、整備士の指定養成施設における養成の効率化を図る。
 国土交通省は昨年2月に「航空整備士・操縦士の人材確保・活用に関する検討会」を立ち上げ、今年3月末に最終報告書を策定しており、このなかの提言を踏まえて養成の効率化を図ることを決めた。
 航空局によれば、約6割の人材を輩出している航空専門学校における入学者数は半減しているとのこと。とりわけコロナ禍以降、その傾向が加速し、2017年に約600名いた専門学校における航空整備士希望者の入学者数は、2022年には半減。パンデミックがあけた2024年も、その数は回復していないとのこと。将来の航空整備士確保には、黄色信号が灯っているかたちだ。