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ANAケータリング、洋食・製菓でレシピコンテスト

計12レシピ競演、考案メニューに厳しい審査の目キラリ
ANAケータリングサービスは10月8日、川崎工場において洋食部門および製菓部門のレシピコンテストを開催した。決勝へと駒を進めたのは、洋食部門6名、製菓部門6名の計12名。厳しい審査を潜り抜け、最優秀の栄冠に輝いたのは、洋食部門が川崎工場洋食調理部の倉橋圭悟さん、製菓部門はペストリー部ペストリー課の中平弥さんとなった。
ANAケータリングのレシピコンテストは、2014年の第1回開催から今年で11回目。調理部門の人材育成、教育訓練のイベントとして開催されているもの。あらかじめ決められたテーマに沿ってレシピを考案し、設定原価を意識しながらメニューを開発する。
このコンテストにメニューを応募することができるのは、ANAケータリングの社員であれば誰でも可能。つまり、調理業務に普段は携わっていないデスクワークなど他の職種であったとしても、挑戦することができる。実際、過去には営業担当者がグランプリに輝いたケースもあった。
コンテストから生まれたメニューが、実際に機内食メニューとして採用された実績もあり、参加者は自分の考案メニューがサービスとして旅客に提供される可能性が開けているなど、ドキドキ、ワクワクだ。直近では昨年、製菓部門で提案されたメニューが、今年12月から国際線ファーストクラスのホットデザートとして提供されることが決まっている。
※画像=最優秀を勝ち取った洋食部門の倉橋さん(右)と製菓部門の中平さん