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2025.10.09

WING

日本空港ビルデング、筑波技術大学と包括連携

 羽田のアクセシビリティ向上へ
 
 日本空港ビルデングと筑波技術大学は、人にも環境にもやさしい先進的空港の実現を掲げ、空港サービスやアクセシビリティの向上に向けた包括的連携協力に関する覚書を締結した。締結日は10月3日。羽田空港旅客ターミナルを運営する同社と、日本で唯一視覚・聴覚障害者を対象とする国立大である同大が、人的・知的交流を通じてユニバーサルデザイン(UD)の深化や共同事業の推進に取り組む。
 昨年には同大の学生が羽田空港で現場調査を実施しており、その課題整理を踏まえ、継続的な改善サイクルの構築を目指す。連携事項は、知的資源の交流・活用、共同事業の推進、アクセシビリティやUD向上に資する取り組みなど。今後、羽田でのインクルーシブな空港づくりを両者で加速する。
 
※写真=調印式の様子。左が日本空港ビル・田中一仁代表取締役社長、右が筑波技術大・石原保志学長)(提供:日本空港ビルデング)