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2025.10.09

ウイングトラベル

★グアム政観、「来てもらえる」イベント軸に誘客

 専門委員会が新規イベントなど企画

 

 グアム政府観光局(GVB)は、ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸の開催に合わせ、レジーン・ビスコ・リー局長兼CEOら幹部が来日し、メディアのインタビューに応じた。リー氏は「日本の皆さまに実際にグアムに来て楽しんでいただけるようなイベントを企画している」と述べ、実際の渡航につながるイベントを軸に日本人誘客を強化する方針を示した。
 イベントは、コロナ後の需要回復を目的に設立した専門委員会「リカバリーコミッティー」が中心となって企画。8月にスタートした「タモン・ナイトマーケット」や、12月に初開催する「グアム・インターナショナル・ダンスフェスティバル」、さらに多くの日本人が参加する来年4月の「ココロードレース」など、新規・既存イベントを組み合わせて展開する。
 日本市場について、リー氏は「今年2月から7月まで、毎月前年比でプラス20%の成長を続けている」と好調ぶりをアピール。「ようやく日本の皆さまにグアムを思い出してもらえた状況だ」と述べた。また、リカバリーコミッティーの立ち上げからイベント企画まで中心的に関わる観光局理事会理事の柳澤建氏(P.H.R. Ken Micronesia Inc. 代表取締役)は「グアムに来てよかった、また来たいと思わせるには、コンテンツを作り込むことが重要だ」と強調し、実際に「来てもらえる」イベントづくりの重要性を指摘した。

※写真=ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸の開催に合わせて来日(左からグアム観光局日本マーケット担当シニア・マーケティング・マネージャーのレジーナ・ネドリック氏、同局長兼CEOレジーン・ビスコ・リー氏、理事会理事の柳澤建氏、グローバル・マーケティング担当ディレクターのネイディーン・レオン・ゲレロ氏)