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ispace、月資源探査事業で東京科学大学と委託契約
衛星開発・打上げ輸送・運用担う
ispace(アイスペース)は10月6日、宇宙戦略基金第1期の公募テーマ「月面の水資源探査技術(センシング技術)の開発・実証」に関する研究開発課題「テラヘルツ波リモートセンシング衛星による月地下浅部の資源探査」で、代表機関の東京科学大学と委託契約を締結したと発表した。支援規模は64億円程度。アイスペースは連携機関として衛星開発や打上げ輸送、運用業務の中核を担う。
袴田武史最高経営責任者(CEO)は「正式に東京科学大学と宇宙戦略基金事業に関する業務委託契約を締結出来たことをとても嬉しく思う。連携機関とともに日本の宇宙技術の最前線を切り拓く」と述べた。