★JTB、富士通、戸田建設がNFT活用の観光DX施策展開

福井県越前市で訪日外国人誘致拡大の実証実験

　JTB、富士通、戸田建設の3社は訪日外国人観光客の誘致拡大に向けデジタル資産の1つであるNFT（非代替性トークン）を活用した観光DXプロジェクトを開始する。11月から2026年1月にかけて福井県越前市で実証実験を展開する。
　富士通とJTBは2023年から訪日外国人富裕層向け観光DXサービスの研究を共同で展開している。あわせてJTBは越前市でNFTを活用した新たな観光体験を提案。戸田建設も越前市と官民連携協定を締結し、北陸新幹線越前たけふ駅周辺のスマートシティ構想を推進している。これらの活動が同時期に重なったことを契機として3社連携で観光DX施策を展開することとした。

※図＝JTB、富士通、戸田建設の3社による事業イメージ