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2025.10.07

ウイングトラベル

★クロアチアとスロベニア、合同ワークショップ開催

 直行便実現に意欲、質重視の施策に転換

 

 クロアチア政府観光局とスロベニア政府観光局は、6年ぶり、コロナ後初となる合同観光ワークショップを開催した。クロアチアから8社、スロベニアから10社、計18社の現地サプライヤー、また日本からは旅行会社60社が集まり、両国へのアクセスを提供するターキッシュ エアラインズも参加した。クロアチア政府観光局長のクリスティアン・スタニチッチ氏と、スロベニア政府観光局デジタルコンテンツマーケティング部長のアナ・サヴシェック氏は、業界メディアのインタビューに応じ、クロアチアは日本との直行便実現に意欲を示し、スロベニアは「グリーン・ブティック・デスティネーション」として、持続可能な観光を基盤に、質重視の観光政策を進める方針を明らかにした。
 冒頭の挨拶には駐日クロアチア共和国特命全権大使のドラジェン・フラスティッチ氏が立ち、「我が国は美しいだけでなく、スロベニアと同様に安全な国である」と安全面を強調。また人口約400万人のクロアチアに、昨年は2130万人の観光客が訪れたことを挙げ、「私たちは訪れる価値のある素晴らしい場所として認められている。観光、滞在、すべてに適している場所だ」とアピール。さらに「遠からず近い将来、日本とクロアチアを結ぶ直行便が就航することを願っている」と述べ、直行便実現へ大きな期待を見せた。

 

※写真=駐日クロアチア共和国特命全権大使のドラジェン・フラスティッチ氏