WING
航空輸送統計7月、国際旅客輸送が堅調に増加

国内旅客も前年上回り推移、利用率が髙水準に
国土交通省は、7月の航空輸送統計速報をまとめた。本邦航空運送事業者による国際航空の旅客輸送量は前年同月比6.6%増の187万7000人となり、引き続き回復基調で推移。人キロベースでは9.1%増の94億652万4000キロになり、座席利用率が79.9%と比較的高い水準になった。
国内定期航空の旅客輸送量は2.2%増の943万1000人で、人キロベースが2%増の90億2658万4000キロとなり、座席利用率が80%となった。国内線需要は着実に伸び、利用率が8割となった。
貨物輸送では超過手荷物・郵便物含め、国際航空貨物が8.5%増の14万8837トン、トンキロベースが9.6%増の8億2482万トンキロ、重量利用率が70.3%となった。国内定期航空の貨物量は6%増の6万5570トン、トンキロベースが7%増の7173万1000トンキロ、重量利用率が56.1%だった。