WING
「いざ」に備えて

仙台空港長 重田 誠
日本で16年振りに開催された第60回アジア太平洋航空局長会議(DGCA)がここ仙台の地で行われていた7月30日9時40分、ロシア・カムチャツカ半島付近で発生した地震による津波注意報が突如津波「警報」に変わりました。
幸いにもDGCAは仙台駅近傍の海から離れた地区で実施されており、会議自体に津波の影響は想定されずに済んだようですが、ご存じのとおり仙台空港は外洋に面しており、過去、津波による大災害を経験した空港です。あれから14年。職員一同、緊張する場面を迎えましたが、仙台空港を含め国内各地に大きな被害が発生しなかったことはなによりでした。
※写真1=仙台空港の重田誠空港長