FAA・シンガポール当局、BASA-IPA協定締結

　認証プロセス簡素化、改造修理、軽微な設計変更など

　米連邦航空局（FAA）とシンガポール民間航空局（CAAS）は9月26日、去る9月23日にカナダのモントリオールで開幕した国際民間航空機関（ICAO）の第42回総会において、二国間航空安全協定（BASA-IPA）を締結したことを発表した。BASA-IPAは、耐空性に関する実施手順に関する協定だ。なお、FAAとCAASは去る2007年にBASA-IPAに初めて署名しており、今回の協定締結はそれを強化するもの。FAAがシンガポールの航空宇宙企業の現地視察を行うなど、FAAとCAASの共同レビューの結果を踏まえ、締結に至った。