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2019.02.21

WING

英陸軍参謀総長、陸幕長の公式招待で防衛省訪問

日英防衛交流のさらなる深化に期待を寄せる

 陸上幕僚監部では2月20日、英国陸軍参謀総長のマーク・カールトン・スミス陸軍大将が山崎陸上幕僚長の公式招待を受けて防衛省を訪問した。特別儀仗隊による栄誉礼・儀仗を受けた後、山崎陸幕長と懇談を行い、日英間の防衛協力等の将来について意見交換を行った。
 この公式招待は2017年に山崎陸幕長がカーター英陸軍参謀総長(当時)の公式招待で英国を訪問したことに対する御礼で、英陸軍参謀総長の防衛省訪問は約5年振りとのこと。
 山崎陸幕僚はカールトン・スミス大将が今回の招待に応じたことに感謝を示しつつ、「英国は日本にとって、安全保障上の非常に重要なカウンターパート。そのような環境の中で参謀総長が来日したということは非常に特別な意味を持つ」と述べた。その上で、「今回の防衛交流を通じて親密化を図り、陸軍種同士の交流が更に深まることを期待する」と話し、日英防衛交流のさらなる深化に期待を寄せた。
 一方、カールトン・スミス陸軍大将は「今回の訪問は日英の陸軍種の交流・パートナーシップにとって、戦略的に非常に重要な、長期的な意味を持っている」とコメント。この訪問日英ともに機会を与えるものであることを強調した。
 

 

※写真=巡閲する山崎陸幕長(中央)とカールトン・スミス英陸軍参謀総長(右)

※写真=両者は日英間の将来について話し合った