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空自、初の欧州戦闘機派遣「Atlantic Eagles」

親善訪問で空軍交流を深化、FOIP実現へ布石
航空自衛隊は9月14日から10月1日にかけて、北米および欧州を巡る親善訪問「Atlantic Eagles」を実施中だ。欧州へのF-15戦闘機の派遣は今回が初めてで、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障の相互連関を体現する戦略的取組みとして注目される。
この親善訪問では、米国アラスカ州アイルソン空軍基地への訪問を皮切りに、カナダ・グースベイ、英国・コニングスビーおよびブライズ・ノートン、さらにドイツ・ラーゲといった各空軍基地を訪問する。F-15戦闘機4機に加え、KC-767およびKC-46A空中給油・輸送機、C-2輸送機が帯同し、約180人の要員が参加している。