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2025.09.18

ウイングトラベル

★ルフトハンザ、グループシナジー最大化へ組織改革

 短・中距離線もグループ全体で管理、各市場で地位強化

 

 ルフトハンザ・グループが、グループ内連携の再編を進める。この再編の一環として、グループ傘下の各航空会社の短距離・中距離路線のネットワーク管理をグループ全体で統括する。さらに「グループ機能委員会」を設置して、グループ内シナジーの最大化を目指す方針だ。こうした改革は来年1月1日に適用する。
 ルフトハンザ・グループによれば、これは単なる組織構造の改編のみならず、プロセス、財務管理体制、そしてグループ間連携にも大きな影響を与えるとのこと。これにより、グループ内の航空会社間の連携を強化し、将来的にはより統合された事業運営を可能とすることを目指す。ハブ航空会社であるルフトハンザ、スイスインターナショナルエアラインズ、オーストリア航空、そしてブリュッセル航空といった各社の市場における地位を強化・拡大することが主たる狙いで、効率性と収益性向上を図る。

 

※画像=ルフトハンザ・グループがグループ内連携を深めるべく連携を再編(提供:ルフトハンザ)