★阪急交通社7月総取扱額は249.3億円

　前年同月比9.8%増、海外旅行19.0%増

　阪急交通社が発表した7月の旅行総取扱高は前年同月比9.8%増の249億3100万円となった。このうち海外旅行は19.0%増の137億8300万円、国内旅行は0.2%減の108億500万円、訪日旅行は21.8%増の3億4200万円となった。
　海外旅行は出国日本人数がコロナ禍前の約7割の回復率となっている中で、同社の海外旅行で堅調に推移しているエジプト、トルコに加え、前年からの回復率が高い中国や香港、マカオを中心に全国で販売強化に取り組んだ。
　この結果、エジプトが2.5倍増、中国が5.8倍増と大幅に伸長。中国、香港も前年を大きく上回った。また、ベストシーズンを迎えたスイスを中心に欧州が堅調に推移したほか、中南米の周遊型ツアーも前年実績を上回るなど、長距離方面の回復が進んだ。