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2025.09.16

WING

米政府、eVTOL統合パイロットプログラム新設

 機体メーカー、航空会社、自治体参画で社会実装加速

 ジョビー・アビエーション、アーチャー・アビエーションら複数のeVTOLメーカー、米国航空会社、そして自治体は9月15日(現地時間)、ホワイトハウスが新設した「eVTOL統合パイロットプログラム」(eIPP)への参加を表明した。同プログラムは、米国における電動エアタクシーの社会実装を加速するためのプログラムで、連邦政府が主導する初の取り組みだ。
 今年6月にトランプ政権が「ドローンの優位性解放」大統領令の一環として概要を示さした同プログラムについて同日、米運輸省(DOT)と米連邦航空局(FAA)は、eVTOLの機体OEMや運航事業者と連携し、全米都市がeIPPに参加するための枠組みを発表した。これにより、早ければ来年にも米国でeVTOL機の監督付き事前認証試験運航が実現する道が開かれたかたちだ。