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2025.09.10

WING

国交省、8月飲酒事案でJALに厳重注意

 機長の飲酒による便遅延受け再発防止策を指示
 
 国土交通省航空局は9月10日、8月28日(現地時間)に発生したパイロットの飲酒事案を受け、日本航空(JAL)に対し厳重注意を行った。ホノルル発中部行きJAL793便に乗務予定だった機長が前日に過度な飲酒を行い、自主検査でアルコールが検知されたため乗務を取りやめた結果、同便を含む計3便に遅延が発生したことが判明した。
 JALでは昨年12月にもメルボルン発成田行きJAL774便の機長と副機長による同様の事案が発生し、国交省から業務改善勧告を受けていた。今年1月には再発防止策を報告し、パイロットの飲酒傾向管理強化などを進めていたが、今回再び不祥事が生じた。

※写真=国交省にて、厳重注意処分を行った