陸自、米海兵隊と「レゾリュート・ドラゴン25」

　全国8都道県で大規模実動訓練、日米共同対処能力を検証

　陸上自衛隊は、米海兵隊との実動訓練「レゾリュート・ドラゴン25」について発表した。同訓練は9月11日から25日までの期間に、北海道から沖縄に至る広範囲の自衛隊・在日米軍施設で行うこととしており、日米部隊の連携による複数領域にわたる作戦を検証するものとなる。
　今回の訓練では、陸自部隊と米海兵隊がそれぞれの指揮系統に従いながら共同で作戦を遂行する際に、必要な相互運用性を実行動で確認することが目的。陸自では西部方面総監の鳥海誠陸将を担任官に、西部方面隊第8師団および第15旅団などや、陸上総隊、北部・中部方面隊を投入。海自の自衛艦隊、空自の航空支援集団も参加する予定で、統合訓練としての色合いが強い。