スピリット、裁判所がチャプター11適用承認

　デイビスCEO「より強固な基盤と未来構築」

　米国のウルトラ・ローコストキャリア（ULCC）スピリット航空の親会社であるスピリット・アビエーション・ホールディングスは9月3日（米フロリダ州現地時間）、米連邦破産法第11条（チャプター11）の適用申請について、裁判所が承認したことを発表した。去る8月29日に、同社が申請していた。
　裁判所の承認により、スピリット航空は航空券の予約販売、クレジット、ポイント利用、スタッフの賃金および福利厚生の支払い、そしてチャプター11申請日前に提供した商品およびサービスに対する特定の重要なベンダーおよびパートナーに対する支払いなど、通常通りの運航を継続することが可能となる。さらに、スピリット航空は、申請日以降に提供を受けた商品およびサービスに対して、ベンダーおよびサプライヤーに通常通り支払いを行うとした。