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住商・SMBCアビ、新持株会社でエアリース買収

機材数2位と4位合併、独走するエアキャップ猛追
住友商事は9月2日、SMBCアビエーション・キャピタル、アポロ(Apollo)、ブルックフィールドと共同で持株会社を設立し、米航空機リース大手のエアリース・コーポレーション(ALC)を買収することを発表した。
ALCの発行済株式を取得する合弁合意書を締結し、買収完了後、ALCはアイルランドに設置する新会社を通じて、「Sumisho Air Lease Corporation」(Sumisho Air Lease)として再編する。
住友商事らによれば、取得総額は約74億米ドル(1兆878億円、1ドル147円換算)の大型案件に。関係当局からの認可を取得し、2026年度第1四半期中に買収を完了することを目指す。買収完了後、住友商事のALCへの出資比率は37.505%(議決権ベース:47.505%)となる見通し。SMBCアビエーション・キャピタルは24.99%(同:4.99%)、アポロが18.7525%(同:23.7525%)、ブルックフィールドも18.7525%(同:23.7525%)となる。