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空港施設・田村滋朗社長、羽田一丁目再編へ既存施設活用強化

国内貨物地区のデジタル・複層化にも力
羽田空港を中心に、施設やインフラの賃貸・企画・運営・管理を主力事業として手掛ける空港施設。現在、都心から見て玄関口にあたる羽田空港一丁目地区の再編をはじめ、羽田空港に展開する施設全体の利便性や収益性の向上を図っている。今年5月には、2028年度までの中長期経営計画の順調な進捗状況や建設費の高騰など事業環境の変化を踏まえて計画を見直し、羽田空港一丁目プロジェクトにおいては、一部機能を新整備場地区へ移転し、既存施設を活用する方針を決定するなど、効率的な再編に向け手を打ったところ。今回、羽田空港の所有・運営施設に関してカギになるテーマや今後の展望について、田村滋朗社長にインタビューした。