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2025.09.03

WING

アークエッジ・スペース、「みちびき」実証事業に採択

  宇宙ベンチャーのアークエッジ・スペースは9月2日、内閣府と準天頂衛星システムサービスが主催する「みちびきを利用した実証事業」に採択されたと発表した。アジア太平洋地域で、MADOCA-PPP潮位観測ブイと自社IoT衛星を活用し、地域固有の潮位モデル作成に取り組む。
 日本の準天頂衛星「みちびき」から提供される高精度測位補強サービス「MADOCA-PPP」を用い、島嶼国などに潮位観測ブイを展開。IoT衛星と組み合わせて地域固有の潮位モデルを構築し、現地政府機関と連携して有効性を検証する。
 実証開始は11月を予定しており、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)と連携した現地セミナーの開催も計画。ブイ投入や成果発表時には改めて公表する。