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サン・フーコック・エア、11月就航へ準備着々

フーコック拠点初の航空会社、国内・国際線網展開へ
ベトナムの投資・不動産開発大手のサングループが設立した新たな航空会社であるサン・フーコックク・エアウェイズ(SPA)が、就航に向けた準備を着々と進めている。同航空は、ベトナムの人気リゾート地であるフーコック島を拠点とした初の航空会社だ。ベトナム国内はもとより、国際線ネットワークを展開する。とりわけフーコック島と直行便が就航していない路線開設を目指す方針だ。今年10月から航空券の販売をスタートし、11月には就航する計画だ。
同航空が拠点を構えるフーコック島は、2027年のAPEC開催地に選定されたほか、アンザン省との合併により正式に特別行政区となるなど、観光・ビジネスで商機が広がりをみせている。
サングループによると、去る8月10日、サン・フーコック・エアウェイズの初号機となるA321NX(A321neoのキャビンフレックス仕様)が、フーコック国際空港に到着し、機体を受領した。さらに、8月19日にはハノイのノイバイ国際空港において、2機のA321ceoを受領した。
※画像=フーコック拠点の初の航空会社が就航に向けて準備を進める。受領したA321NX(提供:サングループ)