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JAL6月実績、国際線旅客が前年比6.3%増加

国内線は15.1%の大幅増
日本航空(JAL)がまとめた6月の輸送実績は、国際線旅客数が前年同月比6.3%増の64万3324人で、利用率が85.9%だった。インバウンドの増加などが寄与し、前年を上回った。国内線はグループ合計の旅客数が15.1%増の305万2854人で、利用率が81.1%だった。国内線も昨年度に続き旅客が増加傾向となった。
国際線旅客は、需要を示すRPKが8.4%増の36億8578万4千人キロ、供給を示すASKが5.5%増の42億8999万9千座席キロだった。方面別では、ハワイ・グアム線や東南アジア線の旅客数が伸びた。
JALグループ(JAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RAC)が運航する国内線の旅客数は昨年度から増加傾向が続いており、6月も堅調に推移した。RPKが14.7%増の23億303万1千人キロ、ASKが0.5%減の28億3871万7千座席キロとなった。
貨物郵便輸送は、国際線の貨物量が10.4%増の4万8767トン、郵便が9.5%減の1051トンになった。国内線の貨物量は5.7%増の2万6315トンで、郵便が1.7%増の2472トンだった。