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★ホテル上場13社の平均客室単価、コロナ禍の2倍超に

東京商工リサーチ調査、稼働率は70~80%
東京商工リサーチはこのほど、ビジネス・シティホテル運営を手掛ける上場13社・15ブランドの2025年3月期の客室単価と稼働率状況を調査した。それによると、平均客室単価は1万6679円となった。前年同期比では12.6%増となり、15ブランドすべてで前年度同期の単価を上回った。また、コロナ禍の2021年同期と比較すると114.5%増なり、2倍以上の上昇率となった。また、2025年3月期の稼働率は15ブランドすべてで70%を超え、このうち9ブランドで80%以上の稼働率となった。
今回の調査は、藤田観光、東日本旅客鉄道、相鉄ホールディングス、東急不動産ホールディングス、共立メンテナンス、グリーンズ、西日本鉄道、ポラリス・ホールディングス、大和ハウス工業、西武ホールディングス、阪急阪神ホールディングス、三井不動産、九州旅客鉄道の13社の客室単価と稼働率をまとめたもの。
※画像=ビジネスホテルの稼働率と客室単価の推移(東京商工リサーチ調べ)