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2025.07.29

ウイングトラベル

★中部空港6月、旅客数は前年比3%増の88万人弱

 構内営業売上6%減と異変、免税13%減と急ブレーキ

 中部国際空港会社がまとめた6月の旅客輸送実績よれば、国際線・国内線合計旅客数は、前年同月比3%増加した87万7565人だった。コロナ前の2019年6月実績比ベースでは、78%だった。
 このうち国際線旅客数は前年比5%増加した40万4800人に。コロナ前実績比70%とまだまだ回復途上だが、前年実績からは堅調な伸びがみられた。一方、国内線旅客数は前年比2%増加した47万2765人だった。コロナ前の88%まで回復した。

 旅客数の回復に伴って構内営業売上高の伸びも期待したいところだが、最近の物価高などの影響か、構内営業売上高に異変が生じた。旅客数は国際線、国内線ともに前年を上回って着地したものの、構内営業売上高は前年割れに。前年比6%減の25億700万円に留まり、コロナ前の69%の売上となった。

※画像=中部空港の6月の旅客数は前年を3%上回った。ただ免税店の売上が減退し、前年割れの事態に