記事検索はこちらで→
2025.07.14

WING

IST、89億円の資金調達実施

 
 ロケット開発を手掛ける宇宙ベンチャーのインターステラテクノロジズ(IST)は7月10日、89億円の資金調達を実施したと発表した。三井住友銀行とスパークス・アセット・マネジメントが運用する宇宙フロンティア2号ファンドや、ジャパネットホールディングス(HD)、既存株主を引受先とした65億円の第三者割当増資を受けた。金融機関から24億円の融資も得た。
 新たに調達した資金は小型人工衛星打ち上げロケット「ZERO」の開発・製造や、人工衛星の研究開発などに充て、両事業のさらなる拡大を目指す。ISTの稲川貴大最高経営責任者(CEO)は、「三井住友銀行と資本提携に加えて、宇宙産業でのサプライチェーン強化を推進するスパークス・アセット・マネジメント、地域創生で知見豊かなジャパネットHDから支援を受けられることを心強く思う」とコメントした。