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カンタス、サイバー攻撃で一部客の住所や生年月日も流出

電話番号や勤務先なども、顧客サポート体制強化
カンタス航空は7月9日(現地時間)、去る6月30日に発生した同社のコンタクトセンターが利用している外部プラットフォームを対象としたサイバー攻撃について、一部の旅客については、住所(自宅住所、勤務先住所、一部の場合は遺失手荷物配送先としてのホテル住所など)、生年月日、電話番号(携帯、固定、自宅・勤務先など)、性別、機内食の希望などの情報が流出した可能性があることを明らかにした。
この問題でカンタス航空は直ぐに対策を講じたほか、客への対応も進めている。現在、不正アクセスを受けたシステム内の顧客データに関するフォレンジック調査を進めているとのことで、「現時点で当社から不正に取得された個人情報が外部に公開された形跡は確認されていない」との見解を示した。その上で、引き続き「サイバーセキュリティの専門家と連携し、状況を監視している」ことを明かした。