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2025.07.09

WING

大阪万博、空飛ぶクルマのデモ飛行再開

 国産空飛ぶクルマも夏休みに周回飛行

 2025年日本国際博覧会協会は7月8日、開催中の大阪・関西万博において、空飛ぶクルマのデモフライトを再開することを発表した。万博における空飛ぶクルマのデモフライトは、去る4月26日にLIFT社製の機体で部品落下が発生したことを受け、中止されていた。
 同協会によれば、国産の空飛ぶクルマの開発を進めているSkyDriveは7月31日~8月24日(火・水曜日除く)まで、周回飛行する。さらに丸紅が担当するLIFT製の機体は7月上旬から7月21日まで、万博会場内に設置したバーティポート内の飛行を計画。ANAホールディングスが担当するジョビー・アビエーション製の機体は9月下旬から10月13日まで飛行する予定にあるとした。
 また日本航空(JAL)と住友商事が設立したSoracleが担当するアーチャー製の機体は、7月8日~15日まで、フルスケールモックアップを万博会場内のバーティポートで展示する。

※画像=万博における空飛ぶクルマのデモ飛行が再開。4月9日に実施したデモフライトの様子(提供:SkyDrive)