記事検索はこちらで→
2025.07.01

WING

ANA、JA全農と政府備蓄米の航空輸送実証

 埼玉の倉庫から同日夕方までに那覇まで空輸

 全日本空輸(ANA)は6月30日、全国農業協同組合連合会(JA全農)と協力して、米穀の航空輸送の実証試験を実施したことを発表した。今回の実証実験は、遠隔地からの急な出荷依頼に対応できることを目指したもの。実証実験において使用した米穀は、JA全農が落札した政府備蓄米だった。
 令和の米騒動とも言われる現在、全国各地への効率的かつ迅速な米の輸送も大きな課題の一つだ。「物流の2024年問題」による人手不足も重しとなって、消費者に政府備蓄米を迅速に届けることも困難だ。