JAXA、H‐2Aロケット最終号機を打ち上げ

　宇宙航空研究開発機構（JAXA）は6月29日、日本の主力ロケットである「H‐2Aロケット」の最終号機（50号機）の打ち上げに成功したと発表した。三菱重工業が主体で、種子島宇宙センターから打ち上げられた。以後、後続の「H3ロケット」に主力機としての役目を引き継ぐ。
　打ち上げた温室効果ガス・水循環観測技術衛星「いぶきGW」（GOSAT-GW）の信号を、同日1時51分（日本標準時）にオーストラリアのミンゲニュー局で受信した。太電池パドルの展開が正常に行われたことを確認した。