★成田5月、中国線増で旅客348万人、5月2番目の実績

　外国人3ヵ月連続200万人超、日本人も徐々に回復へ

　成田国際空港会社（NAA）は、5月の成田空港運用状況を発表し、旅客全体が前年同月比7%増の348万81人で、5月として19年（362万人）に次ぐ過去2番目の実績になったと発表した。発着回数は3%増の2万1215回であり、引き続き中国線の大幅な増加によって前年同月を上回った。
　国際線旅客数では、外国人旅客数が15%増の206万6364人で、5月として初めて200万人を超える水準となり、3ヵ月連続の200万人超えとなった。これは単月として、今年4月（225万人）、1月（215万人）に次ぐ3番目に多い水準となった。一方の日本人旅客は13%増の64万7285人と前年を上回るも、コロナ前よりも低い水準で緩やかな回復となった。通過客は25%減の16万5228人だった。国内線旅客は9%減の60万1204人で、LCC各社の機材整備や人員繰りによる減少傾向が引き続き続いた。

※写真＝成田の旅客数は348万人で、5月として19年に次ぐ実績になった