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英空母打撃群が8・9月に日本へ寄港

インド太平洋地域への平和と安定に貢献
防衛省は6月25日、英国空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を含む空母打撃群が日本を含むインド太平洋地域へ展開するとして、今年8月から9月に日本へ寄港することを発表した。寄港する空母打撃群は、「プリンス・オブ・ウェールズ」のほか、英駆逐艦「ドーントレス」、ノルウェーのフリゲート艦「ロアール・アムンセン」の3隻。
寄港中は、英空母が在日米軍横須賀海軍施設および東京国際クルーズターミナルへ、「ドーントレス」が海上自衛隊横須賀基地へ、「ロアール・アムンセン」が横須賀基地および東京国際クルーズターミナルへ寄港する予定となっている。
英空母打撃群の日本寄港は、2021年9月の英空母「クイーン・エリザベス」に続く2度目。日本を取り巻く安全保障環境が厳しさと不確実性を増す中、英国では今回の寄港が地域の平和と安定に貢献するとしており、日本の安全保障および日英安保・防衛協力のさらなる強化に貢献するとして、日本政府として歓迎の意を示している。
※写真=21年に日本を訪れた「クイーン・エリザベス」(提供:自衛艦隊)