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2025.06.12

ウイングトラベル

★ジェットスター・アジア、7月末で運航終了

 シンガポール拠点、一部日本路線にも影響

 カンタスグループは、シンガポールを拠点とするジェットスター・アジアの事業を閉鎖、7月末をもって運航を終了すると発表した。運航は7月末までに段階的に削減するとしており、同社が運航する日本路線である沖縄-シンガポール線と、関西-マニラーシンガポール線も含まれる。なお、日本-オーストラリア間を結ぶジェットスター航空及び、日本を拠点とするジェットスター・ジャパンの運航には影響はなく、通常通り運航を継続する。

 事業終了の理由には、サプライヤーコストの上昇や空港使用料の高騰、地域における競争激化を挙げ、筆頭株主のウェストブルック・インベストメントと共同で同航空会社を閉鎖することを決定したと説明。グループCEOのヴァネッサ・ハドソン氏は、「サプライヤーへのコストが最大200%増加するなど、コスト基盤が大きく変化した」と述べている。

※写真=ジェットスター・アジアが運航終了(写真は2018年のもの)