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2025.05.27

ウイングトラベル

★日本のニーズに合わせた新たな計画づくりを

 新たに就任したエバー航空の黄俊雄日本支社長が抱負

 

 エバー航空(EVA)は5月27日、都内ホテルで旅行会社の幹部らを招き晩さん会を開催した。晩さん会ではこのほど日本支社長に就任した黄俊雄氏と、台湾本社に帰任する陳啓偉氏が懇親を深めた。会合であいさつした黄氏は「これまでの経験を活かし、旅行業界のみなさんとともに、良い関係を築くとともに、市場のニーズに合わせた新たな計画を作り、積極的に取り組んでいく」と述べ、日本ビジネスのさらなる発展に向け強い意気込みを示した。

 

 日本は独自の文化と、消費者の要求度が高い市場
 米国勤務などの豊富な知見活かす

 

 日本支社長に就任した黄氏は米国の複数のオフィスでの勤務を歴任するなど、主にオペレーションサイドの仕事に従事してきた経験を持つ。
 黄氏は前任の陳氏の日本での功績について「長い時間をかけて日本で積み上げてきた業績と業界関係者との強い信頼関係を構築してきたことを心から尊敬している」と述べ、陳氏の日本での活躍に敬意を表した。
 その上で「私はこれまで主にオペレーションサイドでさまざまな仕事をしてきた。その経験と知識を活かし、日本支社がさらなる発展ができるよう、業界のみなさんと良い関係を築き、ともにビジネスを成功させていきたい」と語った。
 日本マーケットの印象について黄氏は「独自の文化があり、消費者からの要求も高い。それだけにとても重要な場所であると考えている」と指摘した。
 これを踏まえて今後の日本支社のあり方について「台湾本社の方針を守りながら、日本の市場ニーズにあった新たな計画を策定し、業界のみなさんと協力しながら積極的に進めていくことが大切である」という考えを示した。

 

※写真=エバー航空の日本支社長に就任した黄俊雄氏(左)と台湾本社に帰任する陳啓偉氏