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2025.05.09

ウイングトラベル

★スペイン・カスティージャ州、日本人誘客増に注力

 万博に合わせ観光担当副大臣が来日

 

 スペイン最大の自治州であるカスティージャ・イ・レオン州文化・観光・スポーツ省の文化事業局副局長マル・サンチョ・サンス氏が、2025年大阪・関西万博スペイン館で開催される「カスティージャ・イ・レオン州ウィーク」に合わせて来日した。これに先立ち、旅行業界関係者を対象としたビジネス朝食会が東京都内で開催された。
 サンス氏は、本紙のインタビューに応じ、同州を訪れる日本人旅行者数について「パンデミック前を上回る水準に達しており、2024年は前年比30%以上の伸びを記録している」と説明。「日本人旅行者は、歴史や文化、ガストロノミーに対する関心が高く、明確な目的を持って訪れている」と強調した。また、昨年の日本-スペイン間の直行便再開が大きく寄与しているとの見解を示し、「今後は経由便も含めた便数の拡充により、さらなる誘客が期待できる」と述べた。
 朝食会内で行われた説明会では、同州の観光資源について幅広い訴求が行われた。

 

※写真=大阪・関西万博にあわせて来日したカスティージャ・イ・レオン州文化・観光・スポーツ省のマル・サンチョ・サンス文化事業局副局長